¥1,500
¥1,500
【形状】A6
14枚
【難易度】★★★☆☆
【想定時間】70分
『秘密の場所を見つけた2人は永遠に結ばれる』
交際3年目を迎えた日、ぼくらは植物公園を訪れた。
一年中、様々な花が咲くこの公園には、ガイドブックには載っていない《秘密の場所》があるらしい。
「受付時間は10時ですね。こちらの懐中時計をもってお進みください。」
入園受付でパンフレットと懐中時計を受け取ると、秘密の場所を探し始めた。
持ち帰り謎自体がパンフレットを模した形となっています。
本当に公演の中を周遊しているような気分で解くことができる、不思議な持ち帰り謎です。
【形状】A6
14枚
【難易度】★★★☆☆
【想定時間】50分
『知ってる?430年前の光なんだって。』
天文学部の第二の部室、満天の星がみえる高台。
北極星に向けて天体望遠鏡を設置していると、彼女は唐突に話し始めた。
「自分たちが生まれる前の光をみて、空に夢をみるの。
大人も子供も、言語や文化も関係ない、この星空をみて感動するの。
それってとても神秘的なことだと思わない?」
「実はね、私にも夢があるんだ。」
そういうと彼女は、とりためた天体写真を差し出した。
¥500
【形状】A6 8枚
【難易度】★★★☆☆☆☆
【想定時間】30分
『はじめて食べたお菓子の味、覚えていますか?』
パティシエになって早幾年、私は長年の夢だった店を持つことができた。明日からの開店準備を終え一息ついていると、専門学校時代の先生が訪ねてきた。
「忙しい時に済まないね、君に作ってほしいお菓子があるんだ。」
先生は鞄からレシピをとりだした。
¥500
【形状】A5/A6 計9枚
【難易度】★★☆☆☆☆☆
【想定時間】30分
『愛しき妻よ、君のためにこの本を残す』
僕は、廃屋となった曽祖父母の家らしい場所を訪れた。“らしい”というのは、この家のことをつい先日知ったからだ。
曾祖母がまだ女学生だった頃、両家の反対を押し切り結婚したが、曾祖父は若くして結核を患い、曾祖母も追うように結核で亡くなったらしく、埋葬だけ行い、家は今の今までそのままだったとか。
そんな話を聞きこの場所を訪れた僕は、曽祖父の部屋でこの本を見つけた。どうやら、曾祖父から曾祖母へあてたもののようだ。ぼくは、曾祖母に代わり、書の紐をゆっくりとほどいた。
¥1,200
【形状】A4 3枚(両面) + 封筒3通
【難易度】★★★☆☆☆☆
【想定時間】70分
【頒布価格】1,200円
「『はじめまして。』 と言うべきだろうか」
顔を上げると、今日うちのクラスにやってきた転校生が、手紙を片手に不敵な笑みを浮かべていた。眼帯に包帯。手の甲にはマジックで書いたであろう刻印のようなもの。そして今の口調。
私は知っている、彼は『中二病』というやつだ。正直な話、あまり・・・いや、かなり関わりたくない。
「実は今、この世界は崩壊の危機にある。なんとかしたいのだがボクだけでは力不足でね。キミに声をかけたというわけだ。どうだ?世界を救ってみたいと思わないかね?」
やはり、関わりたくない。
しかし、しかしだ。いくらなんでも転校初日で邪険にするわけにもいかないし、絵に描いたような中二病な彼に興味がないわけでもなかった。やっかいな事になりそうだと思いながらも、好奇心を抑えきれない私は、彼からの手紙を受け取ることにした。
¥2,000
【形状】A4 3枚 + 封筒3通
【難易度】★★★★★☆☆
【想定時間】90分
下校しようとする私の視線の先に『奴』がいた。
「やぁ。先日、封印されし古城(※旧校舎)を調査していたら不思議な手紙を見つけてね。解読を試みたんだが、どうやら私とは術式が違うようで、手を焼いていたところなのだ。」
『この手紙の封印が解かれたということは、時が満ちたということだろう。』
私は手紙の一行目で頭を抱えた・・・この手紙の主も『中二病』だ。
「さて、状況は理解できたかな?我々でこの世界を救うとしよう」
私はまた、彼の厄介ごとに巻き込まれてしまった。。。
¥3,000
【形状】箱型(封筒5通+ギミック)
【難易度】★★★☆☆
【想定時間】70分
【ご挨拶】
本日はお忙しい中、私どものためにご列席賜り、誠にありがとうございました。ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めお礼の品をお贈りさせていただきます。
昨今、カタログギフトや焼き菓子など多種多様にございますが、謎解きが大好きな皆様が喜ぶものはなにかと考え、私たちが結婚式の準備を通して学んだ事や、皆様への感謝の気持ちを謎にしました。ぜひ最後まで楽しんで頂ければ幸いです。
未熟な二人ではありますが、今後とも末永くお付合い頂けますようお願い申し上げます。
――新郎新婦の想いを込めたしあわせを込めた引出物――
¥1,200
【形状】箱型(封筒5通+ギミック)
【難易度】★★★★☆☆☆
【想定時間】80分
「ねぇ。音が見えたこと、ある?」
クラシックに興味があった僕は高校で管弦楽部に入部、そこで出会った同級生とカルテット(弦楽四重奏)を結成した。演奏会に向け、思いのほかいい仕上がりではあったが、僕らにはいつも、どこかかみ合わないような空虚感があった。
練習を終えたある日のこと。幼馴染のその一言に、僕の時間が一瞬とまった。
『おとがみえる?』
僕が不思議そうにしていると、普段物静かな彼女は、ゆっくりと話し始めた・・・